ポルトガル最終日デイ4は4月1日、はっきりとしない空模様の下でスタートした。SSはファロの北側に展開する3本のコースを2回ずつ走行する計6本。

 ベストタイムを積み重ねたのはフォード勢だ。ソルベルグと3位ノビコフの差はステージが進むごとに縮まり、SS21が終わった時点で34.2秒となった。ノビコフのマシンにはSS20でスロットルのトラブルが発生、ノビコフは修理を試みペースを落としながらも競技を続行。最終のSS22を10番手タイムで走り切り、初のポディウムを確定した。
 6本のSSが終了し、優勝はミッコ・ヒルボネン。今季初勝利、そしてシトロエン移籍後初となる優勝を実現した。

 しかし、それからしばらくしてヒルボネンのDS3 WRCに事後車検で問題が発見された。クラッチが公認書に記載されているものと異なり重量も重かったのだ。シトロエンはジョーカーを使ってクラッチを改良したが、ヒルボネンのマシンに装着されていたものはそれと内容が異なるものだったのだ。
 さらに、ギャレット製ターボに関してもタービンホイールの径が規定の54.00mm±0.1mmを違反していた。シトロエンのテクニカルディレクターであるクサビエ・メステラン・ピノンは「激しい温度上昇などで金属が膨張しサイズが変わってしまうことはある」とコメント。
 FIAもその可能性を認め、改めてきちんとした環境下で検査をすることになった。その結果、ポルトガルに関してはクラッチの違反により失格ということになる。

 ヒルボネンの優勝が取り消しとなり、勝者の称号はオストベルグに。オストベルグがWRCで総合優勝を果たすのはもちろん初めてのこと。記念すべき瞬間が公衆の面前で決まらなかったことは非常に残念だ。しかし、オストベルグがポルトガルのウイナーとなったことはしっかり記録として残される。
 2位はノビコフ、そして3位にはソルベルグが繰り上がった。ヒルボネンおよびシトロエンのポルトガルでの獲得ポイントは取り消される。

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